アダルトチルドレン 母親との関係

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アダルトチルドレン 母親との関係

 

おはようございます。
心理カウンセラーの今泉智樹です。

昨日は朝から3件のヒプノセラピーを行いました。
ヒプノセラピーではクライアントさんの潜在意識と向き合っていきます。

これまでたくさんのセッションをこなしてきましたが、
一つもおなじセッションはありません。

クライアントさん一人一人が
いろんな経験をして、潜在意識の中に
さまざまな記憶を保管している。

 

潜在意識っていつも自分を守ろうとしてくれます。

 

そして、その時に必要な記憶をちゃんと出してきてくれる。

実は昨日のセッションの中で
その潜在意識のすごさを感じたセッションがありました。

クライアントさんの了解を得ていますので、
ちょっとご紹介させていただきますね。

昨日のクライアントさんは継続セッションを行っている方で、
これまで何度もヒプノセラピーを受けていただきました。

でも、なかなか思うように現実が変わらない。。。
なぜ変わらないのか??

 

実は原因はわかっているんです。

 

彼女(Aさん)の悩みの原因は、彼女のお母さん。。。

今、わけあって一緒に暮らしているのですが、
そのお母さんに彼女はいつも振り回されている。

 

気分次第で勝手なことを言い出す母

先日も、Aさんの仕事が休みの日
たまたま、娘さんが彼氏を連れて来ていました。

翌日、その娘さんたちとお買い物に行く予定だったんです。

でも、その買い物に行く日の朝
娘さんの彼氏がちょっと頭が痛いと言い出します。

 

すると、それを知ったAさんのお母さんが、
じゃあ、自然の空気を感じた方が良いよ。
そうだ!山に行こう。。

突然、そんなことを言い始める。

Aさんは瞬間頭に来ます。

「また勝手なことを言い出す。」
そう思いながらでも何も言わないAさん
ただただイライラが湧きあがる。。

すると、それを見ていたAさんの娘さんが
「おばあちゃんに予定があるって言ったらいいじゃん」
「言ったらわかってくれるよ」
「ごめん、私たち用事があるから。。」そう言えばいい

 

でも、Aさんの中では、「言ったらどうせ機嫌が悪くなる」

 

そして、どうして、「ごめん」とかこっちがご機嫌取りしなければいけないの?

イライラが止まらないAさん

彼女は、いつもお母さんに対して
何で私が我慢しなければならないの?
何で私ばっかり?
いつもそう思っていたんです。

とにかく、いつだって勝手な母
そんなお母さんの言動一つ一つにイライラするAさん

でも、お母さんは、そういう自分をどうにかしようとは全く思っていない。
全部人のせい。自分は悪くない。
常にそうやって、人を責める。

 

Aさんは、こんなお母さんに幼いころからずっと気を遣って生きてきました。

 

お母さんの機嫌が悪いと、自分が何かしたのではないか?

そうやって、母の様子をうかがう毎日。

そして、いつしかお母さんだけではなく
他の人に対しても、常に気を遣ってしまうようになっていました。
人の目が気になり、常に人の言動をチェックする。

でも、その反面
「どうして私ばっかり」
そんな思いが湧いてきて、いつもイライラ

もうこんな生活いや。。

 

でも、なぜだか、お母さんから離れられない。

 

もう二度とあわない。
そんなこともできるはずなのに、
お母さんと一緒にいることを選んでいる彼女

大嫌いなんだけど、イライラするけど、頼れる存在ではある。。
でも、どっぷりとは頼れない。

お母さんとの適正な距離感がわからない。

 

実は、最初にも書いたようにこのAさんとはお母さんをテーマに何度もヒプノのセッションを行ってきました。

幼いころに戻り、傷ついた自分を確認する。
そして、お母さんにそれをぶつけてきたんです。

あなたの言動で、この子はひどく傷ついています。
大人になってからも、この出来事を引きずっている。
それを聞いてどう思うか?

そんな質問に、お母さんは
「だって、この子が悪いから。」

これまでは絶対に自分の非を認めなかったお母さん。
だから、これまでは、いつも大人になった自分を出してきて
傷ついた幼いころの自分を癒していくしかなかったんです。

本当は、原因を作ったお母さんに癒してもらう必要があるけど
そのお母さんは絶対に許してくれない。

だから、彼女はこれまでセッションを受けても変われなかった。。

 

でも昨日のセッションが終わった後、彼女からこんなメールをいただきました。

 

「今日もありがとうございます。
あれから、ぼんやりとしたような、ぼーっとした感じです。
心地よい状態です。
ゆっくりとゆっくりと心の奥の鉛のような冷たい塊が溶けていってる感じです。」

実は、今回のセッション
これまでとは全然違う展開になったんです。

 

今回のセッションは潜在意識のすごさを体感できたセッションでした。

 

お母さんに振り回される彼女

お母さんの一挙手一投足が気になり、
そして、そのお母さんを気にするように
職場でも人の目が気になり、
なかなか人間関係が思うようにいかない。

 

親が不機嫌であっても、ダメージを受けない自分になりたい。
今回のヒプノセラピーのテーマをそう設定し、セッションスタートです。

 

リラクゼーションから、その原因を作った過去へと戻って行きます。

「怖い、真っ暗…」

出てきたその場所は、お母さんのお腹の中
窮屈で苦しいその場所

でも、彼女は「出たくない」そう思っていました。
外に出たくない。生まれたくない。。

では、なぜこのお母さんを選んで来たのか?
それがわかる時まで時間を戻します。

「さあ、着いたよ」
「今、どんな所にいるのかな?」

『何もない、真っ白い世界…』

 

彼女は、自分でそのお母さんを選んだ、その時に戻って行きました。

 

そこから見えるお母さん
若いキャリアウーマンに見えるお母さんです。
でも、生きづらさを抱え、道を見失っている。。

クライアント(以下Aさん)から見ると、そんな風に見えるお母さん。
今度は、そのお母さんの中に入っていきます。

 

ヒプノセラピーでは、人格交代という技法を使います。

ユング心理学にある「集合無意識」という考え方

一人一人の意識は顕在意識と潜在意識に分かれるが、
その潜在意識の奥底は、みんなつながっている。
そんな考え方です。

その理論をもとに、お母さんの中に入ってみる。
そして、お母さんになった自分を感じてみるんです。
すると、その入った人の気持ちがわかってくる。。

 

光があれば変われそう。

 

お母さんは、そんな思いを持っていました。
生きづらさを感じ、道を見失っている若いころのお母さん。

そんなお母さんに、今の気持ちを聞いてみました。

 

「私には、力も才能もあるけど、みんなが私の足を引っ張って邪魔をする」
「私の進んでいこうとする道 邪魔をするものをなくしたい」
「自由が欲しい すべてが足かせ…」
「もっと羽を伸ばしていきたい」

Aさんのお母さん(以下Sさん)は
みんなが自分を妬ましく思い、邪魔をする。
そして、誰からも認めてもらえない。
人生が真っ暗で、光が見えない。。。
そんな思いを持っていたんです。

その時一瞬。クライアントAさんはこのお母さんの光になれるかもしれない。
そう思いました。。

 

今度は、お母さん(Sさん)に入ったまま、生きづらさを感じる原因を作った過去へと戻って行きました。

 

「さあ、今どこにいますか?」
『教室』

Sさんの子供のころに戻って行きます。

ちょっともう一度状況を確認しますね。
今回のクライアントさんはAさんです。

Aさんは、母親Sさんの言動に日々苦しみ
それを手放すためにヒプノセラピーを受けている。

なぜ、自分が母親にSさんを選んだか?
それは、この生きづらさを感じているSさんの光になりたい。
そう思ったからでした。

じゃあなぜ、Sさんが生きづらさを感じるようになったのか?
AさんがSさんの中に入り、その過去へと戻って行く。

 

教室にいる自分をしっかりと感じてみて。。

 

すると、そこにいる幼いSちゃんには、悔しさと腹立たしさが湧きあがってくる。

「どうしたの?」
『勉強に使う黒板に友だちがいたずらをする…』

ノート代わりに使う小さい板の黒板を割られたり、
チョークを隠したりされるSちゃん

ガリ勉、ガリ勉 そう言われ嫌がらせを受け
悔しくてたまらない。。

そんなSちゃんは、文句を言った友達にやり返します。
今度は、それが問題となりSちゃんのお母さんの耳に入る。

 

そんなことで怒りなさんな!

 

Sちゃんはお母さんに怒られます。

『そんなことじゃない…』
Sちゃんの怒りは収まらない。

「黒板は作りなおせばいい」
「チョークだって出てくるよ」

そこまで目くじらを怒るようなことではないのに…
この子は、いつも大げさなんです。

ゆっくりと深呼吸をして考えれば、たいしたことではない。
この子の気持ちもわからないではないけれど
このままじゃあ、この子がきつい…

こうして気を荒立てて生きていると、本人がきつくなる。
もっと、おおらかに、穏やかに物事をとらえればいいのに…

Sちゃんのお母さんはそう思っていました。

 

お母さんは、そんなんだからみんなからバカにされるんだ。

 

世間知らずなお母さん
だから、いいように扱われる。
いつもいつもがまんして…

Sちゃんはお母さんに対して、そんな思いを持っていました。

今度は、Sちゃんのお母さんに入り、
Sちゃんのその気持ちを伝えてみます。

すると「Sちゃんは勘違いしている」
お母さんはそう言います。

私が、つらかったことを話すから、この子はその部分だけを受け取って物事を判断している。
それが、すべてだと勘違いしている。。。

 

そんなお母さんにSちゃんのことをどう思っているのか聞いてみました。

 

「愛しています」
「大事な大事な娘です」

今度は、Sちゃんに戻って、お母さんのその気持ちを聞いた
Sちゃんの気持ちを聞いてみました。

すると、そこには、それを受け入れてしまえば
これまで自分がやってきたことが崩れてしまうと頑張っているSちゃんがいました。

どうしていいかわからないSちゃん

じーーーっとその気持ちを感じてもらい、
今度は、Sちゃんの前に、クライアントAさんを出してきます。

「Sちゃん、今から3つ数えると、
大人のAさんが出てきますよ。」
「では数えるよ。1,2,3はいスーーーっと」

 

幼いSちゃんの前に、大人になったAさんが現れる。

 

そして、Aさんの中に入ります。
「ほら、目の前に、子供のころのお母さんがいるよ」
「自分がやってきたことが崩れないようにと必死でがまんしているSちゃんだよ」

Aさんから子供のころのSさんを見てもらいます。

「さあ、幼いSちゃんを見てどう思いますか?」
『子供だと思います』

部分だけを見て判断して苦しんでいるSちゃん

「そうじゃなくていいんだよ」
「よし、よし、いい子だね。もうわかったから。。。」

Aさんから小さいSちゃんにそんな言葉をかけ
そして、抱きしめてやりました。

「もういいんだよ。。」

その時、Sちゃんはちょっぴり困った顔をしながらも、ちょっぴり嬉しそう。。

 

こうして、ヒプノセラピーのセッションを終わりました。

 

セッションが終わってAさんに聞いてみました。
「どうだった?」
『子供ですね。今もそのまま子供です』

自分が大人になった今も、自分を苦しめるお母さん
でも、そのお母さんが子供に見えた。。

これから、どういう変化が起こってくるのか?
現段階では、ぜんぜんわかりません。

でも、このセッションが終わって彼女からメールをいただきました。

今日もありがとうございます。
あれから、ぼんやりとしたような、ぼーっとした感じです。
心地よい状態です。
ゆっくりとゆっくりと心の奥の鉛のような冷たい塊が溶けていってる感じです。

きっと、心の奥の鉛のような冷たい塊は溶けてしまうと思います。
そして、きっと現実が変わってくる。

前世療法の権威 ブライアン・L・ワイス博士は
セッションが終わった後、そのセッションについて
いろいろ考える必要はない。

そう言われています。
頭で理解しなくても、ちゃんと潜在意識はわかっているから。。

 

いかがでしょうか?

 

自分の過去を見るだけでなく、
お母さんに入って、その幼いころを見ていく。
普通では考えられないことだと思います。

でも、そこが潜在意識のすごいところです。
誰とでもつながることができるし、
必要なことをちゃんと出してきてくれる。

今回のセッションはあらためて潜在意識のすごさを感じたセッションでした。
潜在意識すばらしいですね。
潜在意識ばんざい(^^)/

それでは、今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日も笑顔いっぱいの一日になりますように。。。

 

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この記事の作者
心理カウンセラー 今泉智樹

ヒプノセラピー(催眠療法)を専門に対面セッションだけでなく、スカイプ・携帯電話を使ったセッションで全世界にクライアントを持つ。
著書「カウンセリングの技術」はカウンセラー以外の人にも心の本として大人気。
潜在意識の声を引き出すカウンセリングはクライアントの悩みを解消してくれます。

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