2016/09/20

認知症の母が教えてくれた、人間の価値。

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心理カウンセラー 今泉智樹 ヒプノセラピー(催眠療法)を専門に対面セッションだけでなく、スカイプ・携帯電話を使ったセッションで全世界にクライアントを持つ。著書「カウンセリングの技術」はカウンセラー以外の人にも心の本として大人気。潜在意識の声を引き出すカウンセリングはクライアントの悩みを解消してくれます。
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●他人の価値観に振り回される人生はもう卒業しませんか?

おはようございます。
心理カウンセラーの今泉智樹です。

昨日100均に行ってきました。

娘が買いたいものがあるということで連れて行ったのですが、そこで目に留まったのが造花。

100均で売ってある造花見たことありますか?

まるで本物。すごいですね。

 

そうだ!ばあちゃんとこ持っていこう。

 

ふと、そんな気持ちになり、お墓用に何本か買いました。

これから、暑くなると、お墓にあげた花はあっという間に枯れてしまいます。

なかなか行けないお墓参り、だから枯れた花をずっとあげておくよりも、造花でも、いつでも綺麗な花があがっている方がばあちゃんも喜ぶんじゃないかな。。。

今度のお休みの時でも、ばあちゃんとこ行ってこようと思います。

 

お墓参りをするといつも元気だったころのばあちゃんの記憶がよみがえります。

 

幼いころばあちゃんの新聞配達の手伝いをしていたこと。

蚊帳の中で昔話を読んでもらっていたこと。

仏壇のお磨きを手伝ったこと。

ばあちゃんとお馬さんごっこをしていたこと…

思い出すと、いろんな記憶が出てきます。

記憶が今の自分を作っている。

僕はずっとそう思ってきました。

でも、最近、そうじゃないと思うようになったんです。

いや、「そうじゃない」ではないのですが…

これまでも何度か書きましたが、実はうちの母は認知症です。

その、僕が自分を作っていると思っていた「記憶」がどんどんなくなっていく病気です。

もう、僕のことも誰だかわからない。

そして、今さっき起きた出来事を次から次へと忘れていく病気。

 

そんな母は、認知症になってまだ間もない頃。

 

何度も何度も

「私がなぜこんな目に遭わなければならないのか?」

「何か悪いことでもしたんだろうか?」

「なんの罰が当ったんだろう?」

そんな質問を繰り返しどんどん暗い顔になっていっていました。

そして、ちょっと前まではそんな母を見ていると僕自身が苦しくなっていました。

何とかしてあげたい。

そう思い、いろんな病院を調べたり

良い先生を探したり…

出来事自体には意味がない。それを自分がどう受け止めるかである。

ずっとそう聞いてきましたが、認知症というできごとをきちんと受け止めることができていなかったのです。

でも、今はちょっと違うんです。

そんな母を見ても僕自身は苦しくありません。

なぜなら、自分を苦しめていた原因がわかったからです。

 

僕を苦しめていた原因は「認知症はいけないもの」という考え方です。

 

今はそれを手放すことができました。

認知症だっていいじゃないか。

何にもできない母でも僕にとってはかけがえのない存在です。

本当に大切な存在です。

別に認知症で過去の記憶を失くしてしまっても、今僕の目の前にいる母に何も変わりはないんです。

 

人には二つの価値があるという話聞いたことありますか?

 

人間の価値

一つは「評価価値」

そしてもう一つは「本質的価値」

評価価値とは、仕事ができるできない。

かっこいい、かっこ悪い。

頭がいい、頭が悪い。

自分とは別に評価する人がいて、その評価する人の基準で上がったり、下がったりする価値のことです。

多くの人はこれが自分の価値である。そう思っている。

だから、良い評価を受けるために一生懸命頑張ります。

出来たらよろこび、出来なかったら落ち込みます。

 

でも、本当はそんな評価価値なんてどうでもいいことなんです。

 

人間には本質的価値という大きな価値が誰にだって備わっている。

頭が良かろうが悪かろうが

お金持ちであろうが、貧乏であろうが

全く同じ人間という価値がある。

人間をリンゴに例えると薄い皮の部分が評価価値です。

一皮むけば、そこにはすごくおいしいリンゴの果実、本質的価値があるんです。

 

最近、母を見ていて、母は僕にそのことを教えるために認知症になったのではないだろうか?

 

そんな風にさえ思えてきます。

認知症になったとしても本質的価値には何ら変わりはない!

身を持って僕に大切なことを教えてくれた母。

人間、生きているといろんなことが起こります。

そして、自分を責めるような時もあると思います。

なんでこんなことになってしまったのか?と悔しくてたまらないことも。。

でも、どんなにうまく行かなくても、失敗しても、人に嫌われても、、

それは、僕らの本質的価値からみたらリンゴの皮のようなもの。

あなたの価値になんら影響を与えるようなものではない。

自分は価値ある存在である。

何が起こってもそれだけは忘れないでいて欲しい。

僕も、そう信じて進んでいこうと思います。

それでは、今日も最後までありがとうございました。
笑顔いっぱいの一日になりますように。。。

 

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