2017/07/23

☆ヒプノセラピーでいう催眠状態とは、どんな状態のことなんだろう?

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心理カウンセラー 今泉智樹 ヒプノセラピー(催眠療法)を専門に対面セッションだけでなく、スカイプ・携帯電話を使ったセッションで全世界にクライアントを持つ。著書「カウンセリングの技術」はカウンセラー以外の人にも心の本として大人気。潜在意識の声を引き出すカウンセリングはクライアントの悩みを解消してくれます。
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●ヒプノセラピーでいう催眠状態とは、どんな状態のことなんだろう?

こんにちは、心理カウンセラーの今泉智樹です。

僕はヒプノセラピー(催眠療法)という心理療法を使ってクライアントさんの悩み解決のお手伝いをしています。

ヒプノセラピーとは、クライアントさんに催眠状態になってもらい、
その状態でカウンセリングを行っていくというものです。

催眠状態でカウンセリング??

いったいどういう事だろう?
そう思う方も多いと思います。

というのが、僕はよくセミナー等で「催眠状態になったことありますか?」と質問するんです。
すると、だいたい「なったことありません。」と言われます。

「じゃあ、そのなったことがない催眠状態ってどんな状態だと思っていますか?」
続けてそう質問すると、

「意識がなくなってしまう…」とか「知らないうちに勝手に体が動いてしまう。。」そんな答えが返ってくる。

最近もちょくちょくテレビで催眠術!ってやっていますね。

タレントさんが催眠術にかかり、しゃべれなくなったりとか、
手がくっついて動かないとか、苦手な食べ物が全然苦じゃなく食べられるようになったりだとか…

多くの人が、催眠状態とはそんな怪しい状態だと思っています。
でも、本当は違うんです。

 

そもそも催眠状態とはどんな状態?


多くの人がなったことがないという催眠状態。

あなたはいかがでしょう?
催眠状態になったことありますか?

ひょっとすると、あなたも「なったことがない。」そう思ったかもしれませんが、
実は、僕らは、一日のうちに12、3回催眠状態になっていると言われています。

えっ?と思うかもしれませんが、
実はあなたも普通に催眠状態を経験されているんです。

例えば、夜テレビを見ていてウトウトとしたことありませんか?
「あー眠いな~」
「ベットに行かなきゃ」
「テレビ消さなきゃ…」
「リモコン届かない… 」すやすや(-_-)zzz

実は、この状態が催眠状態なんです。

他にも、朝目覚しがなって、目が覚める。
でも、「もうちょっとだけ…」そんな思いが浮かんでくる。

あと5分だけ…

「起きなきゃ」と思いながらも、目を開けたくない。。
そうしていると、また、夢を見ていたり…
そして、自分で「あー夢を見ているな~」と気づいていたり…

いかがでしょうか?きっとあなたも一度や二度、、ひょっとするといつも経験していませんか??

 

ヒプノセラピーとは、催眠状態で行うカウンセリングなんです。

 

催眠状態とは、すごくリラックスしている状態です。
脳波で言ったらα波からΘ波の状態。

この状態になってもらい、そして、この状態でカウンセリングを行っていくんです。

すると、どんなことが起こるのか?
実は、いろんな記憶が出てくるんです。

これまで、完全に忘れていたようなこと。
思い出したことがなかった事実などなど

しかも、その忘れていた記憶が出てきたことで、自分の中の問題が消えていく。
ふと浮かんできた思いが、自分の悩みを解決してくれるのです。

 

頭では絶対に思いつかないようなことを引き出してくれるヒプノセラピー

 

催眠状態になると、悩みを解決する記憶が出てくる。
でも、そんなこと言われてもピンと来ないですよね。

ということで、ヒプノセラピーというものがどんなものかご紹介しますね。

これは、東京1期生の受講生に僕がやってもらったセッションです。

ヒプノセラピーでは、まず最初にテーマを決めます。
テーマを決めることで、そのテーマに沿った過去の記憶を潜在意識が出してきてくれるのです。

その時の僕のテーマは
「ちょっと神経質なところがあるのでそれを治したい」
そんな感じで始めました。

ヒプノセラピーってまずは催眠状態に入ってもらうためにセラピストが誘導してリラックスしてもらいます。
いろんなイメージをしながらリラックスしていくんです。

「ゆっくり深呼吸をしてください」
「そして、吐く息とともに体中の力が抜けていく…」
「そんなイメージを続けてください。。」

こんな感じで、セラピストが誘導していきます。
すると、本当にどんどんリラックスできていきます。

 

このすごくリラックスした状態が催眠状態と言われる状態です。

 

その状態ができた時、今度は過去のいろんな出来事をイメージするんです。

僕のこのセッションの場合、神経質な自分を治すためにやってますので
なぜ、そんなに神経質になったのか?その原因を見つけに行きました。

さあ、あなたの神経質を作っているその原因の時に戻っていきましょう。
3つ数えるとあの時、あの場所へ戻っていくよ~。

そんな感じでセラピストが声をかけてくれるのです。

すると、僕の中にふとイメージが湧いてきました。
そこは、幼いころの僕の実家の居間でした。

さあ、ゆっくりと周りを見てごらん。
何が見えるかな??

イメージの中でその部屋を見ていくと
柱時計やおもちゃが入っている押入れの扉にいっぱいシールが貼ってあったことを思い出します。

そうやって、いろんなことを思い出していくんです。

さあ、ここにいるあなたはいくつかな?
そう聞かれると、またふとイメージが湧いてくる。

まだ2歳くらいかな?

何をやっているの?

今度は、母におんぶされて買い物に行くシーンを思い出す。

 

セラピストの質問に合わせ潜在意識がいろんな記憶を出してくる。

 

小豆色のおんぶ紐にくくられて、母におんぶされている僕
今はもう、隣の家が建っていますが、当時は、まだ空地でした。
そこを母におんぶされながら進んでいく。
どんどんイメージが湧いてきます。

そこから、僕は母と八百屋さんに行きました。

セラピストの声に導かれいろんなことがイメージとなって頭の中を駆け巡ります。

そして、その時八百屋さんで僕は「ゴキブリホイホイ」を見つけるんです。
ご存知ですか?ゴキブリホイホイ
あのお家みたいなやつですね。

あれが、どうしても欲しくなるんです。
母に買ってとおねだりする私(笑)
きっと、プラモデルみたいな感じだったんだと思います(笑)

そして、それを買って家に帰る。

ちょっと思い出してくださいね。
これは、僕の神経質を治すためのセッションです。(笑)

正直、やってる自分もこれがなぜ私の神経質の原因になっているかなんて全く思い当りません。
そして、もっと進めていきます。

家に帰って、そのゴキブリホイホイを作ると言い出す僕。

昔のゴキブリホイホイって紙のシートにぐにゃぐにゃした線が引かれており、
そこにボンドみたいなやつを自分で塗っていくやつでした。
(知らないだろうな~)
これこれ↓↓↓
long_img03a
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幼い頃、母親に言われた一言を思い出す!

 

ゴキブリホイホイを自分で作ると言い出す僕。
でも、母が幼い僕にはまだ無理だっていうんです。

いや絶対にやる!そうやって
そのボンドみたいなものをその線に沿ってくっつけていきます。

その時、イメージの中でそのボンドがすごく固いそんなイメージまで湧いてくる。
だから、2歳の僕にはそれを思うように出すことが出来ません。

一生懸命その線に沿ってボンドをつけて行きたいのですが、なかなかできない。。。

結局、手にも顔にもボンドがいっぱいくっつきべたべたになる幼いころの僕

母がほらね!って笑っている…
それを見て、くそーーーってものすごく悔しいんです。

このセッションではこんなことを思い出しました。

うまくできない、きちんとその線に沿ってボンドを置いていけない自分
悔しくて悔しくて…

僕の神経質を作っている原因…
まさかゴキブリホイホイだったとは。。。(笑)

いかがでしょうか?

原因が見つかれば、もういいかそんなこと と自分を許せるようになるんです。

これまで、ゴキブリホイホイの
線に沿ってきっちりボンドを置いていくように
すべてのことについてきちんとしなければ気に食わない自分(笑)

もういりません。
そうなるんです。

そうなった時、今の自分の問題が解決していく。

でもね。
いつも思うのですが、僕のゴキブリホイホイもそうですが、
思いもしない原因がこうやって見つかっていくんです。

これって、ただのカウンセリングでこれを見つけるって本当に至難の業だと思います。

でも、ヒプノセラピーだと一瞬で必要な記憶がよみがえる。
ピンポイントで問題を解決してくれるんです。。
ヒプノセラピー恐るべしですね。

 

ではなぜ、催眠状態になると、忘れていた記憶が蘇ってくるのでしょうか?

 

僕らの意識は、顕在意識(けんざいいしき)という意識と
潜在意識(せんざいいしき)と呼ばれる二つの意識があると言われています。

そして、実は、この二つの意識の間には、膜があると言われている。

物理的に膜があるということではないのでしょうが、
でも、普段、催眠状態でない時は、僕らは潜在意識の中には入ることができない。

つまり、潜在意識の中にあるさまざまな記憶を取り出すことができないのです。
でも、先ほど、催眠状態になると、いろんな記憶が蘇ると言いました。

実は、普段は二つに分かれている潜在意識と潜在意識ですが、
催眠状態になった時だけ、二つの意識を分ける膜が薄くなり、
潜在意識の中に入ることができるようになるのです。

顕在意識(けんざいいしき)と潜在意識(せんざいいしき)について
もう少し詳しく知りたい方はぜひこちらを読んでみて下さい。
↓↓↓

ヒプノセラピー(催眠療法)とは?

あなたは夢を見たことがありますか?

 

突然何の話だよ。と思うかもしれませんが、
ちょっと思い出してみて下さい。

夢ってすぐ忘れてしまいますよね。。

覚えているという方もたまにいらっしゃいますが、
でも、多くの人が夢を忘れてしまうんです。

あれって、ちょっと不思議ではありませんか?

例えば、テレビドラマをさっきまで見ていました。
でも、スイッチを切った瞬間「あれ?今何のドラマを見てた?」とはなりませんよね。

映画を観に行って、楽しんだ後、映画館から出た瞬間、
「あれ、何の映画だった?」とはならない。

でも、夢ってそれを同じようなことが起こります。

この夢絶対に覚えていよう。
そう思っていても、いつの間にやら…

まるで「君の名は…」のように…

何を言いたいかというと、
僕らが夢を見ている時の状態ってどんな時だか知っていますか?

眠りで言うと、浅い眠りの時に僕らは夢を見るんです。
浅い眠りというと、、、
つまり催眠状態なんです。

そして、夢は潜在意識の中を見ていると言われています。

当然、催眠状態だから僕らは潜在意識の中に入って行くことができるのです。
でも、どうでしょうか?
目が覚めるということは、つまり催眠状態ではなくなるということですね。

催眠状態でなくなれば、二つの意識がまた別れてしまうのです。
だから、潜在意識の中を見ていた夢を思い出すことができない。。

 

催眠状態のまとめ

 

ということで、催眠状態についてもう一度まとめてみます。

●催眠状態とは、特別な状態ではなく、誰もが一日のうちに12~13回入っていると言われている。

●催眠状態とは、脳波がα波からΘ波の時、つまりすごくリラックスできている時の状態である。

●そして、催眠状態になると、僕らの二つの意識(顕在意識と潜在意識)の間の膜が薄くなり
潜在意識の中へと入ることが可能になる。

●その状態で、行うカウンセリングをヒプノセラピー(催眠療法)と呼び、
ヒプノセラピーを行うことで、問題を解決するための記憶へとアクセスでき、
いろんな思いや感情を手放し、問題を解決することができる。

いかがでしょうか?

催眠状態について理解できましたか?

僕はこれまでたくさんの人とヒプノセラピーを行ってきました。
僕の中では、ヒプノセラピーを行っている時、クライアントの潜在意識と会話をしている。そう思っているのです。
潜在意識と会話ができると、そのすごさに圧倒されます。

誰にでも備わっているこの力、
ぜひ、あなたも自分の潜在意識を味方につけてください。
きっといろんなことが変わってくると思います。

それでは、今日も最後までありがとうございました。
笑顔いっぱいの一日になりますように。。。

今日も自分を喜ばそう(^^)/

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心理カウンセラー 今泉智樹 ヒプノセラピー(催眠療法)を専門に対面セッションだけでなく、スカイプ・携帯電話を使ったセッションで全世界にクライアントを持つ。著書「カウンセリングの技術」はカウンセラー以外の人にも心の本として大人気。潜在意識の声を引き出すカウンセリングはクライアントの悩みを解消してくれます。
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