2017/04/25

カウンセリングってそう言う事だったんだ。。

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●カウンセリングってそう言う事だったんだ。。

おはようございます。
心理カウンセラーの今泉智樹です。

先日ドラマ「無痛~診える眼~」を見ていました。
ドラマ大好きなんですよね~(笑)

先週の放送、あなたも見ましたか?

先週の話しは、ストーカーに
つきまとわれる高島菜見子さんという
臨床心理士2年目のカウンセラーが話しの中心でした。

これからの展開すごく楽しみです。
 

でも、その先週のお話の中で同じカウンセラーとして気になる部分がありました。

 
高島さんは、クライアント思いのカウンセラー

クライアントの信頼を得て
いろんな話を聞くことで
クライアントがどんどん良くなっていく。

先週も、荒れるクライアントが
高島先生とお話しすることで変わっていきました。

クライアントの信頼を得た高島先生

でも、そのクライアントとの最後の会話に僕はすごく違和感を感じました。
 

ちょっとそのシーンを再現してみましょう。

 
高島「本当に良く頑張ったね」
クライアント「私ね。彼氏出来たんだ」

高「そうなの。よかったね~」
ク「私の過去ってさ~彼に話すべきだと思う?」
 「薬のこととかいろいろ…」
 「なんか隠しているのも嫌だし…」
 「でも、ちょっと不安なんだ。嫌われそうで」

高「本気で好きなら、そんなことで嫌いになったりしないよ」
 「彼のこと好きなんでしょ。一度信じてみたら…」

ク「うん(笑)」
 

カウンセリングの場で良くありそうな質問です。

 
私どうしたらいいでしょうか?

やっぱり、自分に自信が持てず
本当にこれでいいの?
そうやって、意見を求められる。

この高島先生は、このクライアントの
そんな質問に、「一度信じてみたら…」
そんな答えを出してしまいました。

見ていて「えっ!」
これってカウンセリングでもなんでもないよね。。。
僕はそう感じました。

臨床心理士がよくそんなこと言うな~
まあ、ドラマだからなんでしょうけど…
 

でも、この後、このドラマの中でもすごい展開が待っていました。

 
ある日、高島先生が病院の診療室にいると
そのクライアントが突然入ってくるんです。

そして、高島先生を襲うんです。

ク「あんたのせいだよ」
高「うわ~」
 「誰か、誰か~助け…」

ク「あんたが好きなら信じろと言ったから信じた」
 「薬のこともお店のことも全部話した」
 「そしたら、そんな女ありえないって」
 「あっさり捨てられたんだよ~」

ク「あんたが信じろって言ったから信じたのに。あーーーー」
 

やっぱりそうなりますか。。。

 
僕は、カウンセリングを始めた当初
こうして、やさしくいろんなアドバイスをすることが
カウンセリングだと勘違いしていました。

でも、そうなると、いろんなことを
知っていなければなりません。

こういう時どうしたらいいのか?

そう考えると、なかなかカウンセリングができなくなったんです。

なぜなら、僕の経験にないことは
相手の状況さえ見えません。
どうしたらいいのか、わからないんです。

もし、リストカットを繰り返すクライアントが来たら…
もし、親を殺したい。そんなクライアントが来たら…
もし、大きな借金があり自殺したい。。そんなクライアントが来たら…

いかがでしょうか?

もし、あなたがカウンセラーだったら
自分に経験のない、深い悩みを持った方が相談に来たとしたら、
そんな方に有効なアドバイスなんてできますか??

多分、無理だと思います。
 

カウンセリングを受けにくるクライアントさんは

 
多くの場合、いろんな方に相談された後
カウンセリングを受けに来られます。

友達や家族、先輩や同僚
いろんな人に相談して
でも、どうにもならない。

だから、カウンセリングを受けるんです。

でも、このドラマの高島先生は
友達でもできるようなアドバイスをしてしまいます。

その結果、このクライアントを苦しめることになる。。

そんな誰でもできるようなアドバイスだったら
わざわざカウンセリングなんて受けにくる必要ありません。

 

カウンセリングってそんなものではないんです。

 
どっちがいいでしょうか?
そんな質問にこうした方が良いよ。
これは、カウンセリングではありません。

そんなカウンセリングでは
クライアントは変われないんです。

僕も、同じようにどっちが良いですか的な
質問を受けることはあります。

そんな時、どうすると思いますか?

どっちでもいいと答えます(笑)

だって、言ったら言った経験があるし
言わなかったら、言わなかった経験がある。

ただ、それだけです。
 

このドラマのクライアントは

 
自分の過去のことを言った方が良いか?
言わない方が良いか?そう悩んでいます。

ということは、このクライアントは
二つの思いを持っているという事ですね。

言って、そんなこと気にしないよ。
と受け止めてくれるかもしれないし。

ひょっとすると、嫌われてしまうかもしれない。

こうして、二つの思いを発信している限り
どっちの答えがでるかなんてわかりません。

思ったことが現実になるこの世界で
二つの思いを発信している限り
どうなるかわからないんです。

 

では、カウンセリングではどうするのか?

 
僕が、このクライアントの相談を受けていたら
「彼に打ち明けたい。そう思ってるんですね」
「どうしてそう思うの?」

きっとそう聞くと思います。

言うか、言わないか。
そんな対処方法を考えるのではなく

なぜそう思っているのか?
自分の心の中を見つめていく。
それが、カウンセリングなんです。

このドラマのクライアントさんだったら
きっと、自分が過去にしてきたことを後悔しているのだと思います。

過去にしたことを悔やみ
自分を責めている自分がそこにいるはずです。

でも、その時はそうするしかなかったんです。
だから、このクライアントが悪いわけではないんです。

それを、カウンセラー自身がしっかりと受け止めて
そして、その思いのもっと奥にある
クライアントのさまざまな思い込みを取り去っていく。

それが、カウンセリングなんです。
 

多くの人がカウンセリングを誤解しています。

 
カウンセラーとして
クライアントを取っている人にも
そうやって勘違いしている人もいる。

アドバイスで人は変わりません。

そんなアドバイス。
クライアントはもうすでに分かっているんです。

そんな答えは、今ネット見ればいくらでも出てくる。

でも、わかっているけれど
自分を変えることができない。

だから、悩んでいるんです。

その悩みを解決するのがカウンセリングなんです。
僕はそう思っています。

いかがでしょうか?

カウンセリングがどんなものか、
分かってもらえたかな~??
 

答えはすべてクライアントの中にあります。

 
外へ対処している限り何も変わらない。

もし、今、あなた自身がどうしたらいいだろう?

そうやって悩んでいるのであれば、
その答えを探すのではなく、

その悩みの奥にある、
自分の思いに焦点を当ててください。

どうして、自分がその答えを探しているのか?
そこに、本当の自分の声があるはずです。

必ずあなたの中に答えはありますよ。。

それでは、今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日も笑顔いっぱいの一日になりますように。。。

 
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●アダルトチルドレン 母親との関係
 

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